あい!カンナオト no4

訪米延期で普天間問題先送り 「震災」を言い訳に 決断できない日本政府に米側が不快感
2011.5.27 09:28(1/2ページ) 産経ニュース

 「今年前半」を予定していた菅直人首相の訪米は、26日夕(日本時間27日未明)のオバマ米大統領との首脳会談の結果、9月上旬に先送りされた。(ドービル 酒井充)
 原因は昨年5月に日米両政府で合意した米軍普天間飛行場沖縄県宜(ぎ)野(の)湾(わん)市)の同県名護市辺野古への移設について、日本政府が実行に移す決断をしなかったことが大きい。首相が訪米までに「県内移設」で地元・沖縄を納得させられる見込みもなく、訪米先送りは単なる問題の先送りになりかねない。
 首相の訪米先送りは、菅政権の行く末に対する米国の不信感の表れとも受け取れる。だが、福山哲郎官房副長官は首脳会談後、「今年前半」が守られなかった理由について「東日本大震災の状況があった」と記者団に説明した。
 首相の今年前半の訪米は昨年11月、オバマ大統領が横浜での日米首脳会談で提案した。首相は直後の記者会見で「来年春ごろ」と前のめりに解釈していた。

菅首相、米にすり寄り TPP先送り一転「早期判断」と口約束 

2011.5.27 23:08 産経ニュース

 【ドービル(フランス北西部)=柿内公輔】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加判断を先送りした菅直人首相が、26日の日米首脳会談で、オバマ大統領に「早期の判断」を約束した。もっとも国内では東日本大震災で深刻な被害を受けた農業への打撃を懸念し、参加反対論が台頭。「反菅」の政局もからみ、政府・民主党内を参加でまとめるめどは立っておらず、米国にすり寄る“リップサービス”の域を出ないのが実情だ。
 「改めて総合的に検討し、判断したい」。菅首相は、報道陣もいる会談の冒頭で、いきなりTPP問題を切り出した。
 日本政府は今月17日に、当初は「6月」としていた参加判断の先送りすることを決めたばかり。時期については、TPP推進派の与謝野馨経済財政担当相ですら、「11月まで」と東北地方の農業復興に配慮し、慎重な姿勢を示していた。
 だが、菅首相の発言は、「外交上、9月の訪米前の判断を約束したと受け止められかねない」(政府関係者)。
 11月の実質合意を目指す米国は「(TPPに)駆り立てるのは人の弱みにつけ込むようなもの」(カーク米通商代表部代表)と震災に配慮しながらも、自由貿易体制を強化し中国を牽制(けんせい)する上でも、日本の参加に強く期待している。日本の産業界も「交渉参加の遅れは国益を損なう」と、早期の判断を求めている。
 だが、菅首相が国内の反対派を説得できる保証はどこにもない。鹿野道彦農林水産相は27日の閣議後会見で、「『9月の訪米と参加判断は切り離されている』と聞いている」述べ、強く牽制した。
 国内での十分な調整や説明を欠いた“口約束”で、国内議論がさらに混乱するのは必至だ。



>「今年前半」を予定していた菅直人首相の訪米は、26日夕(日本時間27日未明)のオバマ米大統領との首脳会談の結果、9月上旬に先送りされた。

これは、

  • アメリカ側が、米軍普天間飛行場の移設交渉が日本政府と沖縄県で上手くいっていないこと
  • カンナオトが9月までには既に交代している

と判断した証拠だと言って良い。そして、日本国内での「反カン」の動きに対しアメリカが知らないはずは無く、死に体の「カンナオト」と外交上の会談をしても意味がないと、カンナオトの訪米の延期を伝えてきたのだ。

しかし、日本側は「訪米延期」の理由を「東日本大震災の状況があった」とした。
あろうことか、カン政権は外交政策まで「震災」を言い訳にしたのである。このままだと「景気の低迷・経済政策の無策・株価の下落・雇用の低下」など全て「震災の所為」にするつもりなのだ、と看做さざるを得ない。カン内閣が既に死んでいる証拠と言って良い。


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