責任は東電だけか?

東電役員報酬 経産相「50%カットでは足りない」
2011.4.28 10:39 産経ニュース

 海江田万里経済産業相は28日の閣議後会見で、福島第1原子力発電所の事故を受け、東京電力が打ち出した役員報酬の最大50%カットについて、「まだカットの仕方が足りないと思っている」と述べた。
 海江田経産相は会見で、役員の中で報酬額に大きな差があることを指摘し、「かなり高額の報酬をもらっている方々が、さらにカットすることは当然」とした。一部で役員報酬はゼロにすべきとの声があることについては、「今の世論、国民感情も考えていただきたい」と述べるにとどめた。
 東電は25日、勝俣恒久会長や清水正孝社長ら常務以上の役員報酬を50%カットし、執行役員は40%カットしたうえ、一般職員の年収も約20%カットする人件費削減策を発表した。

「東電は直ちに実施を」 賠償手続きで枝野氏

2011.4.28 18:27 産経ニュース

 枝野幸男官房長官は28日の記者会見で、文部科学省原子力損害賠償紛争審査会が東京電力福島第1原子力発電所事故の賠償に関する第1次指針を決定したことに関連し、「東電は指針の対象となった避難住民や(農畜産物の)出荷停止を余儀なくされた方々に可及的速やかに仮払いを実施することが重要だ。検討にとどまらず、直ちに実施してほしいと強く求める」と述べ、東電に仮払金支払いを早急に行うよう強く促した。
 さらに「すでに損害が発生しているものには、被害者に損害賠償請求権が生じている。東電は指針を踏まえて、風評被害を含めたすべての損害を受けた方々の損害賠償請求に関する手続きを進めてほしい」と注文をつけた。


まるで、今回の「フクシマ原発事故」は、東電に全て責任があるのような台詞である。この2本の記事を並べてみると分かるのは、カン政権の「逃げ」だ。

アホなことを言うな!

「フクシマ原発事故」の主犯は東電と政府である。
これは、誰れに訊いても同じ見解を出す違いないと、言い切れるほど分かりきった事実だ。従って、上の2本の記事は政府の責任逃れ、と言い切って差し支えない。
そもそも「フクシマ原発事故」の原因を作ったのは、国の原子力行政だ。2年前に「フクシマ原発の電源設備」に関して「貞観地震の再来で津波で冠水、設備がだめになる」と指摘されていたにも関わらず、東電も政府もそれを無視し、今日まで来ている。
国策企業である「東電」の不始末は国が責任を持つのは当り前だ。

この記事の如く、政府・民主党は責任を全て「東電」に肩代わりさせることなど、土台無理であることを知るべきだ。
このまま政府の「責任回避や、なすり付けが」まかり通るようでは、政府は金輪際、責任を取ることはなくなる。これは支那北朝鮮政府と何ら変わらない、ということだ。


エダノ・カイエダは言い逃れするな!
フクシマ原発事故の原因は東電と政府だ
政府は逃げるな!