自民は民主と手を組むな

自民・谷垣氏、復興実施本部に応じない考え
2011.4.21 20:01 産経ニュース

 自民党谷垣禎一総裁は21日の記者会見で、東日本大震災の復興に向け、国民新党亀井静香代表が同党などに参加を呼びかけている「復興実施本部」について「権限と責任がはっきりしない態勢で復興・復旧ができるのか、大きな疑問を持っている」と述べ、参加に否定的な考えを示した。
 また、24日投開票の統一地方選後半戦に関連し、「結果によっては、(菅政権は)復興の重責を担っていけるのか、という問題が出てくる」として、選挙結果次第では、内閣不信任決議案や問責決議案の提出など、菅直人首相の早期退陣を求める動きが本格化するとの見方を示した。



当然です。
自民党が政府・民主党と同じ会議のメンバーになること等ありえません。なぜなら、復興に関する政府・民主党の政策が無いからです。政策は言葉では何とか体裁を取り繕えますが、いざ実行となると大変です。「言うは易し、行うは難し」ということです。特に民主党ではその実行力に大きな疑問符が付きます。
良い例が、宮崎の口蹄疫です。アカマツ農水大臣に口蹄疫の対処の実行経験がなくまた、民主党は政治主導を言っているから「役人」を先頭に立たせることもできず、アカマツは言うだけで、さしたる実行力も無く甚大な被害を蒙ることになった。

だから、亀井と民主党自民党が過去に行った災害復旧のノウハウと地域に根ざした人脈を、当てにしているのである。残念ながら、民主党にはこのような災害の復興を経験した人が居ない。

このまま下手に同じ舟に乗ると、うまくいけば民主党の手柄、上手くいかなければ自民党が責任を負うハメになる。議員個人の能力は、自民党の方がはるかに優れているのは、国民が知るところとなっている。今度の震災の初期の支援でも政府のやることよりも自民党や野党の支援が早かった。その辺を国民はキチンと見ている。今度の統一地方選挙後半戦も自民党有利は動かない。

従って今、民主党とは連立などを組む必要は全く無い。このまま地方選挙が終われば自ずと民主党の危機が訪れるのは明白。自民党は、民主党が言うような、何とか会議のメンバーになる必要は全く無いのである。

政府・民主党には国民が断を下すことになる。

自民党は亀井や民主党の手に乗るな
政府・民主党には国民が断を下す