復興法案未だナシの異常


復興基本法、提出先送り=連休明け以降に−政府・民主

 (2011/04/20-19:52)時事通信

 政府・民主党は20日、東日本大震災からの復興に向けた基本方針や組織を定める復興基本法案について、4月中の国会提出を断念し、5月の大型連休後に先送りする方針を固めた。同党の岡田克也幹事長が党復旧・復興検討委員会で「体制をつくる話なので拙速であってはいけない。連休前の提出にこだわるべきでない」と述べた。
岡田氏は、国民新党亀井静香代表が復興の実行組織「復興実施本部」設置を提唱し、野党に参加を呼び掛けていることに触れ、「動きを見た方がいい」と語った。菅直人首相と亀井氏は同日会談し、実施本部への野党側の対応を見極めて、基本法案を提出する方針を確認した。
一方、民主党玄葉光一郎政調会長は、自民党石破茂政調会長と会い、同法案には「復興対策本部」の設置などを盛り込むと説明。石破氏は「われわれと考え方が異なる。『復興再生院』をつくるべきだ」と主張した。



一体、政府・民主党は、震災の復興を本気でやる気が有るのか?
と本当に疑問に思います。

阪神大震災のとき、社民党村山富市内閣の施策決定が遅く、野党の批判を浴びた。だが、政権に自民党が入っていたので、何とか復旧に結びつけることが出来た。
その悪名高い村山政権の時でさえ、震災後40日には復興に向けた法案が8本審議され可決通過している。

しかしながら、阪神大震災を大幅に上回る被害が出ている今回の大震災において、震災後40日の本日で復興法案が国会に一本も出ていない、この現実は何を示しているのか?
現実に民主党の幹事長が「拙速であってはいけない」とか言いながら「復興基本法案」の提出を5月の連休明けまで先送りした。これは政府・与党の腰砕けを示していないのか。


民主党の幹事長は、「拙速は巧遅に優ぐる」を知らないと見える。

  • 政府・民主党は何故、被災民を助ける法案を直ぐに出さないのか?
  • 政府・民主党は「大震災」の復興を本当にやろうという気が有るのか?
  • 政府・民主党は復興案が一段落すると「解散風」が吹くのを嫌がっているのか?
  • 政府は、政権の延命を図るために「復興」を先延ばしにしているのではないか?
  • 政府は、政権の延命を図るために「フクシマ原発処理」を先延ばしているのではないか?

庶民が考えるだけでも、幾つもの疑問符が付くのである。

民主党に票を入れた愚民諸君!気分はどうだ?

民主党に票を入れてはいけない