セリーグの開幕延期は茶番


セ延期を受けて選手らには戸惑い 星野監督は「茶番」と切り捨て

2011.3.20 21:32 産経ニュース

 セ・リーグの公式戦開幕が29日となったことについて、選手や監督の反応はさまざまだった。

 日本プロ野球選手会の新井会長は札幌市内で、選手会の対応について「まだ協議段階。明日(21日)中に方向性を出していければ」と話した。

 横浜の新沼選手会長横須賀市内で「(日程見直しの)動きがあったのはうれしく思うが、3試合の延期でいいのかと思う。まだ、わからない」と語った。21日にチームの意見をとりまとめる。

 楽天星野監督名古屋市内で「あんなのは茶番や」と切り捨てた。セが節電のために延期を受け入れたことについて「(東京電力管内の計画)停電だけの問題じゃない。今はまだ勇気を与えるとかそんな状況じゃない」と指摘し、パ・リーグが4月12日に開幕を延期したように、セも開幕を遅らせることは当然、との考えを示した。

 同監督は「(日程の)ケツを決めるからあかんのや。12月まで伸ばしたっていい」と提案し、「セの監督も、もっと(意見を)言わんと」と注文もつけた。

 巨人の原監督は川崎市内で「われわれは日程にあわせて調整していく」と話した。内海選手会長は「選手会の方向性が決まっていないので、僕の方から言うことはない」とコメントを避けた。



セリーグは予定通り開幕で文部省から通達が出たのでやっぱり延長する」と発表した。

セリーグが開幕を3月29日まで伸ばした。わずか1カードだけ後ろに伸ばしただけだ。懸案の電力不足もなんのその、開催地の変更も無い。つまり、電力不足の関東で試合をすると言うのである。
記事中の星野監督の言うことは至極正論で、尤もな発言である。
つまりパリーグと同じ4月12日まで開幕を伸ばしてもなんら不思議なことはないのだ。
セパ両リーグの同時開催で条件面でも同様になり、公平な勝負が期待できる。ファンとしては同時開催が良いに決まっている。
簡単な話で、セリーグパリーグに同調したらよいだけだ、これだけの大被害が出ていることを、セリーグはもっともっと配慮する必要がある。

節電の必要のある場所で、電気を大量に使って「金儲けばかりをしている場合ではない」のだ。
セリーグは4月12日まで開幕を伸ばせ!