野球に現を抜かす老人共


東京ドームは約4千世帯分 球場の消費電力

2011.3.17 22:04 産経ニュース

 プロ野球の試合は、どれくらいの電力を必要とするのか。東京ドームは、ナイター開催日の消費電力量が5、6万キロワット時になるという。

 これを一般家庭の使用量に換算するとどうなるか。財団法人省エネルギーセンターによると、2008年度の一般家庭の1年間の消費電力が約4700キロワット時。季節によって消費量に差はあるが、1日に換算すれば約13キロワット時。東京ドームは約4千世帯分の電力を消費することになる。

 東京電力の供給先では、横浜スタジアムの1試合平均(デーゲームを含む)消費電力が約2万1千キロワット時となっている。

セ・パ分離開幕 現実的な対応に同調できなかったのか

2011.3.17 21:17 産経ニュース

 未曽有の被害をもたらした東日本大震災に対するプロ野球の対応は、セとパで足並みが乱れた。被災球団の楽天を抱えるパの開幕延期に異論はまず出ないだろう。一方、予定通り25日開幕を決めたセの判断をどう受け止めるべきか。

 セの理事長を務める新純生ヤクルト常務は「幸い(セの)球場の安全は確保された。国民も徐々に理解してくれるだろう」。巨人の清武英利球団代表も「自粛するよりも行動を私たちは選んだ」と揺るぎない判断を強調するが、計画停電放射能漏れといった状況は日々刻々変化する。

 新常務は「政府や監督官庁の指示には従う。試合の中止や延期もあり得る」と説明するが、それではかえって来場するファンの混乱を招きかねない。何より、加藤良三コミッショナーが「できる限りの勇気を届けたい」とする被災地の人々が、果たして現状でプロ野球を楽しめる状況にあるといえるのだろうか。

 プロ野球選手会前会長のヤクルト宮本慎也内野手の「開幕を遅らせた方がいいという意見に変わりない。(25日開幕は)ちょっと残念」というのが多くの選手に共通した思いだろう。「(延期で)開幕へ向けてある程度時間はできた」(パ理事長=井上智治・楽天オーナー代行)というパの現実的な対応にセも同調すべきでなかったか。(三浦馨)



3月25日に当初の予定通り、プロ野球セリーグが開幕するらしい。
この期の及んで野球をしている場合なのだろうか?
しかし、当初の予定通り開幕すると言うことである(セリーグ)。
このような記事を読むと、プロ野球界はどうかしている。特にセリーグは酷い、としか思えない。

記事によれば、東京ドームでナイターをする場合の消費電力は、住宅の4千戸分に及ぶらしい。言い換えれば「東京ドームでプロ野球」が開催されなければ4千戸の分の電力に余裕が出来る、と言うことだ。
今、電力が逼迫している時期に、なぜプロ野球セリーグの開幕が延長もされないのか?全く分からない。

家を流され、家族も波にさらわれた人が沢山居る、その人たちがプロ野球をどのような目で見るのか?被災者がどのような気持ちでプロ野球を見るのだろうか。
死者が1万5千人を超え、被災者が40万人にも及ぼうとしているにも関わらず、計画停電で見られない地域もあるにも関わらず、原発被害で放射能汚染で被害を蒙っている人が多勢居るにも関わらず、プロ野球が予定通り開催する意味が何処にあるのか?

このまま予定通り開幕するセリーグには批判が集中することは明白だ。とうていファンの理解も得られない。
野球に現を抜かしている場合ではない