カンニングは犯罪に非ず

「騒いで未成年逮捕させた」「監督こそ問題」京大に年配者らから抗議殺到
2011.3.4 12:13 産経ニュース

 京都大や早稲田大学など4大学の入試問題が試験時間中にインターネットの質問サイト「ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、偽計業務妨害容疑で京都府警が仙台市内の男子予備校生(19)を逮捕してから一夜明けた4日、京都大に抗議の電話が殺到した。

 京大によると、4日午前8時半ごろから一般からの電話に応じているが、「京大が騒いで未成年者を逮捕させた」「京大の監督態勢こそ問題があったのではないか」との抗議や苦情が、受け付け開始1時間ほどで約30件に及び、その後も鳴りやまないという。
 内容はすべてが京大の対応を非難したもので、年配者の方の声が多いという。




この事件(逮捕されているから事件)は、京都大学の胆力の無さが現れている。
たかが、カンニングで警察に頼らなければならなかった、京都大学の精神が余りにもお粗末、という感が否めない。問題が生じると自から解決する努力もせずに、悪戯に司直に縋る精神こそが京大の退廃を象徴するものだ。

京大に寄せられた批判、それはもっともな指摘である。

試験にはカンニングはつき物だからだ。それを、警察に被害届を出してカンニングを犯罪として認知させたことは、大学の恥と言い切っても良い。
小生に言わせれば、カンニングを現場で見抜けなった、京大職員の怠慢こそが大問題だ。

時代に対応できない、学問の府とは一体何なのか?

京大の精神こそが大問題だ