カン政権は崩壊する


松木辞表提出騒動 小沢系の政権攻撃“第2波” 内部崩壊が始まった

2011.2.23 23:49(1/2ページ)産経ニュース

 民主党松木謙公農水政務官の辞表提出騒動によって、菅政権に激震が走った。松木氏は単独行動だと説明しているが、民主党小沢一郎元代表に近い衆院議員16人が17日に会派離脱届を提出したのに続く小沢氏支持グループによる政権攻撃の第2波の意味を持った行動であるのは間違いない。波状攻撃はさらに続く可能性が大きく、菅政権の崩壊がまた一歩近づいたとも言えそうだ。

 「新しいルールを作ってはダメですよ。普通は(資格停止期間は)6カ月なのに、小沢さんなら半永久でいいのか。小沢さんにも人格はある」

 松木氏は23日夜、BSフジ番組に出演し、小沢氏に党員資格停止処分を決めた執行部への不満をぶちまけた。

 執行部が小沢氏に衆院政治倫理審査会への出席を求めた昨年末から、松木氏は辞任のタイミングを探ってきた。周辺にはあくまでも単独行動であることを強調。小沢氏にも事前に相談していないという。松木氏が事務局次長を務める小沢グループの中核組織「一新会」所属の他の政務三役は同調しない考えを示した。

 松木氏の動きに対し、首相周辺は「単なるパフォーマンスだ」と静観し、岡田克也幹事長も記者団に「内閣で対応することだ」と平静を保って答えた。

 しかし、松木氏の行動が連鎖反応を呼ぶ可能性は大いにある。

 「古い壁を壊すためには大胆な勇気ある行動も必要なのだろう。松木氏はもちろん同志だ」

 小沢氏に近い原口一博総務相は23日夜、記者団にこう語った。原口氏は同日昼、自らが結成した「日本維新連合」の会合を開催。松木氏ら小沢系議員を中心に約50人が集結し、党分裂前夜を印象付けた。

 会派離脱届を提出した16人も同日、国会内で会合を開き、24日午後に予定されている代議士会に欠席する方針を決めた。執行部は離脱届を受理していないが、「すでに民主党会派を離脱した」という認識で一致しているから、代議士会に出席しないのだ。

 一方、鳩山邦夫総務相(無所属)は23日夜、都内の中国料理店で民主党の中堅・若手議員8人に「俺が受け皿になってやるよ。新党を作るのなら1年くらい面倒を見てやってもいいぞ」と語りかけた。誘い文句に、内部崩壊で翻弄される民主党議員たちは無言になったという。




確かに政権崩壊前夜だと言う感じはする。
第一にオザワを処分する大義名分が無い、下手をすると私怨だと思われかねない。カン総理と執行部には功労者に対する礼儀とか情が全く感じられないのだ。
だから、造反が頻繁に起こる。

そして、このような事態に陥ったのはカン総理の人徳のなさ故だと思います。
政権交代の功労者のオザワを理屈だけで処分した、そこには何の情もかけなかった真に非情の処分を行った結果だと思います。
何事も机上の理屈だけで処理しようとする民主党執行部に対して情のある者が反旗を翻したということです。

小生もオザワの所業は酷いものだと思いますが、オザワと同じ釜の飯を食ってきた民主党員は、政権交代までオザワと一蓮托生だった事実からは逃げてはなりません。政権交代を果たした後、オザワの所業に司法による判断が下されようとしても、
そこで逃げたら、それは卑怯者の誹りは免れません。
大恩のあるオザワを切って捨てることは、日本人の感性からしれ全く馴染みません。

このような非情なことをやっているのが、何とカン代表と執行部なのですから、情のある人達が怒るのも無理は有りません。
民主党のカン代表と執行部は卑怯者と言われても致し方ないでしょう。


カン代表と執行部は卑怯者だ