総理に個人としての立場は無い

「こんなバカな話ない」みんなの党・渡辺代表
2011.7.15 19:11 産経ニュース

 みんなの党渡辺喜美代表は15日の記者会見で、菅直人首相が表明した「脱原発依存」方針について、「首相の個人的な思いを語ったというが、記者会見なのにこんなバカな話はない。政治の劣化を目の当たりにするようで、政治家の1人として大変恥ずかしい」と批判した。



カン総理の記者会見の内容が、内閣で結論を得たものではなかったことが波紋を広げています。
みんなの党の「渡辺氏」の発言は的を射ています。至極当然なことであります。

何を隠そう、カン総理は記者会見をしたのである、これは内閣の総意としての内容であると、受け取るのが普通である。総理には個人的な立場や見解などは存在しないからだ。常に総理の発言は公人としての扱いを受けることになる、当り前だ。
それが、承知できないようならば「総理としての器ではない」、ということだ。
野党時代が長かった民主党の議員は与党になって、初めて気がつくことも多いだろうが、内閣の中に居る人は24時間常に公人としての振る舞いを求められる。

それが窮屈であるとか、不便だとか思うのならば「下野する」ことだ。


総理に個人的な意見など存在しない
常に内閣の方針となるのだ