カン政権総辞職か

西岡参院議長、内閣不信任案「みんな賛成してもおかしくない」
2011.5.31 00:11 産経ニュース

 西岡武夫参院議長は30日夜、BS11の番組で、内閣不信任案について「国会議員一人一人が本気で日本の将来を考え判断すれば、みんな賛成してもおかしくない」と述べ、可決が当然だとの認識を示した。

 西岡氏は菅直人首相の震災対応について「(この国難という)急流を渡る気がないと思うし、渡るだけの器量がない。原発の事故の問題の処理も菅さんの下でやったら、どうなるかわからないので心配だ」と批判、改めて退陣を求めた。

 また、民主党内で不信任案に同調する造反者に、岡田克也幹事長ら執行部が厳しい処分を検討していることに対しても「こんな事態になった執行部が処分されるべきだ。今の政権が国民に造反している」とこき下ろした。



「全員が賛成してもおかしくない」と、西岡議長が宣言した。小生は、全くその通りだ、と思います。

実は、議長にここまで言われると、カン政権は立ち行かない状態になります。
議長は職権で国会開会のボタンを押さないともありうるからです。実は「エダサツキ」が参議院議長だった頃にこれをやっています。
だから、例え「不信任案」が否決されても「参議院の議長」である西岡氏が開始のボタンを押さなければ、参議院の本会議は開かれない。となれば、政府提出の法案は一本も通らないことになる。
カン政権が総辞職しなければ、その可能性は充分にある。なにせ前例があるのだから、西岡議長には怖いものは無い。

このように考えると、カン政権の総辞職に信憑性があります。
一方で、総理の伝家の宝刀である「衆議院の解散」は出来ません。なぜならば、大震災で県議会選挙すら出来ていないのに、国政選挙をやるのは、もっての他であるからです。そのような非常識は成り立たません。

ここはあくまでカン内閣の総辞職が求められる訳です。


カンナオトでは復興も原発事故
の収束もできない
カン政権は総辞職しろ