東証から批判されるエダノ官房長官

「混乱生む」枝野氏発言に東証社長が苦言
2011.5.17 18:31 産経ニュース

 「混乱を生む。思ってもいわないほうがいい」−。枝野幸男官房長官が金融機関に対して東京電力の債権放棄を求める発言をしたことをめぐり、東京証券取引所の斉藤惇社長は17日の定例会見でこう述べ、苦言を呈した。

 斉藤社長は「(枝野氏が)どういう立場でいっているかがよくわからない。政府として、こうすべきだといっているのか。周りをみながら、こう言った方が人気が出るのかという形でいっているのか」と述べ、不快感を示した。

 その上で、「統制国家、命令国家ではなく、民主主義で市場経済が動いている国ということを忘れてはいけない。安易に債権放棄をさせられた銀行は、次に貸さないと思う。そのときは国が貸すのか」と指摘。「論理がたたないままに言葉だけ走ると非常に混乱を生む。思ってもいわないほうがいい。周りに優秀な官僚や経験者はいっぱいいるのだから、しっかり討議をしてからしゃべるべきだ」と述べた。



日本は、外国人を表記するときは基本的に「カタカナ」表記を実施している。このブログでも、最近の政権与党、民主党は殆どが外国人か、帰化人だと認識しているので、民主議員などをカタカナで表記とした。

内閣官房の「エダノ」長官は、先日「東電へ融資している金融機関は、債権の棒引きをするべきだ」と、とんでも発言をしている。
これ関して、東証の斉藤社長が「思っても言うな」という異例の苦言を呈した。これは尤もなことで、「民間同士の資金の貸し借り」に政府が出てきて「指図するようなこと」を言ってはいけないのは当り前だ。政府の要望どおりに金融機関が債棒引きになったら、次の企業には貸す気がなくなるだろう。
民間の債権のやり取りは民間に任せるしかない、これが常識。

恐らくエダノは「浜岡原発停止要請」がすんなり、通ったので「東電への債権放棄」の要請をするつもりだったのだろうが、そうは甘くなかった、ということだ。まぁ、さすがに参議院選挙大敗の責任を取っていない、ダメ元幹事長だけの事はある、という感じだ。

この結局、エダノ長官は金融債権に関しては何も分かっていない、ことを露呈したのである。だが、官房長官だから金融債権に関して精通する必要は無いのであって、近くに優秀な役人が沢山いるのだから、それらを活用して、案を出させれば良いだけなのである。
役人を使えない官房長官って、マジ優秀か?


エダノは何も知らない
アホ官房長官