悪いことは他人の所為、民主党

原発事故の議事録ほとんどなし 枝野長官「多分、記憶に基づく証言求められる」
2011.5.11 20:44 産経ニュース

 枝野幸男官房長官は11日午後の記者会見で、東日本大震災発生直後、原子力災害対策本部(本部長・菅直人首相)の会合など、東京電力福島第1原発事故の対応をめぐり開催された会議の議事録がほとんど作成されていないことを明らかにした。

 政府は今月中旬にも原発事故調査委員会を発足させるが、枝野氏は議事録がない部分については「多分、記憶に基づく証言などを求められることになる」と述べた。政府内の議論の模様を示す資料がないことで、検証作業に支障を来すのは避けられない。

 枝野氏は、事故調査委の発足にあたり「首相だけでなく私も含めた政府関係者や東京電力の事故以前と以後のプロセスを、すべて検証しなければならない」と強調した。

 ところが、「原子力災害対策本部などについては一定の議事メモは残っているが、危機管理対応で議事録を取る場がほとんどなかったのが実態だ」と述べた。
 また、枝野氏は「制度的な問題を含め、事故を事前に抑止できなかったのかということが一つの大きなポイントだ」と、自民党政権時代の対応も検証の対象になるとの考えを示した


何故議事録が無いのか?全く不思議です。公の会議の全ては、議事録を残すのが常識。「当り前」。

原子力災害対策本部(本部長・菅直人首相)の会合』は官邸主導の会議です。それを議事録を残さなかったのは、よほど酷い内容の発言があり、公表するに問題有りだったのでしょう。

本日の記者会見で、エダノは議事録不在問題を隠す為に、「制度的な問題を含め、事故を事前に抑止できなかったのかということが一つの大きなポイントだ」と自民党に脅しをかけています。
しかし、断っておきますが、事故を未然に防げなかったのは、民主党政権です。自民党政権でありません。それに、事前に防災訓練も有りました。カンナオトが主催の防災訓練ですよ、えぇ御前崎浜岡原発で行われたものですよ。その訓練どおり忠実にやっておけばここまで被害が拡大することは無かったでしょうになぁ、カンナオト。

このエダノ発言で、民主党の本性が割れました。
民主党は、ヤバいことは「自民党の所為」なのです。だが、それは大人の社会では通じない理屈であります。なぜなら、前任者がヤバイことをやっていたとしても、それを引き継いだのは「民主党」であることには間違いはありません。敢えて言えば、引き継いだ方が悪いのです。
これは、遺産相続と似ています。
遺産にはマイナスの遺産もあります、それを知らずに相続したとしても、当然マイナスの遺産も相続者がけりをつけなければなりません。
政権交代も、遺産相続も同じ。

論より証拠で、民主党は受けの良い「エコカー減税」や「エコポイント」などは、自民党時代に遺産については、自分たちの手柄のように振舞っていましたが、今度の原発の遺産はマイナスの遺産については、上記の様に脅しの材料として使うのです。
ですが、良い遺産もマイナスの遺産も、遺産として遺産相続者がけりをつける必要があるのは大人としての当然の責務です。

都合の悪い遺産は前任者の所為、都合の良い遺産は民主党の手柄、にする企ては国民から非難されるは火を見るより明らかです。


民主党は都合の悪いのを他人の所為
にするな!自分でけりを付けろ!