カンナオトに浜岡を停止させる権限は無い

東海地震は必ず予知できるのですか?
出展元:気象庁
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html

必ず予知できるのかとの問いには、「いいえ」となります。
東海地域の観測網により前兆現象をとらえることができた場合のみ、気象庁東海地震に関連する情報を発表してみなさんにお知らせすることができます。どのくらいの確率で前兆現象をとらえることができるのかは、残念ながら「不明」です。
東海地震予知の鍵となる前兆現象は、前兆すべりと考えられています。前兆すべりとは、震源域(東海地震の場合、プレート境界の強く固着している領域)の一部が地震の発生前に剥がれ、ゆっくりと滑り動き始めるとされる現象です。気象庁は、東海地域に設置した歪計(ひずみけい)で前兆すべりをとらえようとしています。

逆に、このような前兆すべりがとらえられない場合(前兆すべりの規模が小さすぎた、前兆すべりが沖合で発生した等、観測網でとらえられなかった場合。前兆すべりが生じるとする考え方が誤りであった場合。)や前兆すべりの進行があまりにも急激で時間的に余裕がない場合には、残念ながら情報発表がないまま地震発生に至ることになります。



カンナオトが「中部電力浜岡原発の停止」を要請した根拠に「東海地震の発生」としている。
だが、気象庁の資料を見ると「東海地震は必ず予知できのか?」の問いには、「不明」としている。
気象庁の何処のページを見ても「東海地震が何時、何処で、規模はどのくらいで発生するか」については、書かれていない。
それもそのはずで、気象庁は「東海地震が起こるとは断言していない」からだ。
では一体、カンナオトはどこから「東海地震が起こる確率」云々という根拠を持ってきたのか?
それは、学者の説を根拠にしているらしい。
しかし、今回の東日本大震災の予測していた学者はいるのか、と調べてみると、残念ながら皆無であった。
三陸や宮城沖地震は予測していた学者はいるが、今回の如く、福島・茨城沖まで一緒になって起こる震災を予測していた学者は皆無であった。

ならばカンナオトは、学者による「東海地震が起こる可能性を挙げて」浜岡原発停止を要請している、ということになる。しかし、気象庁は「東海地震が起こるとは予測すらしていない」。
一体どちらが本当なのか?分からない。

ただ、ハッキリしているのは、今回の震災を予測できていない学者が起こるとしている「東海地震」を理由に、浜岡原発は危険だと言うカンナオトの言葉だ。つまり理由が、学者の予測だけの極めて怪しい理由で「浜岡原発」は危険だと言っていることになる。(怪しいという理由は、今回の東日本大震災を何処の学者も予測できていなかったからだ)

これは、「浜岡原発」への風評被害と断じて良い。

更に、フクシマの原発の事故は地震で発生したのではない。津波による高波で電源設備がやられ、運転停止した原子炉が冷却できなくなって事故となったのだ。
だから、原発を停止しても大きな津波が来れば「フクシマと同じ」ことになるのは容易に想像できる。
浜岡原発を停止すれば、フクシマの事故は防げると言うのは全く筋違いだ。
以上のことを考えると「浜岡原発停止要請」は「フクシマ型事故」を考える場合には何の役にも立たない。

今回の、カンナオトの一連の要請は「イシイ民主党副代表のマニラでのゴルフ事件」を隠すべく、マスコミの焦点を「浜岡原発」に移そうとしたに過ぎない。
ただの目くらましなのだ。その証拠に「浜岡原発停止」は国の決定ではなく、あくまで民間企業の自主決定としている。ここにカンナオトの逃げが見えるのです。

本当に危険ならば「国の決定」としてやるべきだ。

結論、「浜岡原発の停止要請」はカンナオトの姑息な延命策です。
カンナオトは自分の保身の為に国益を削ごうとしているのです、これは売国奴の手口と言って差し支えありません。


カンナオトは自らの保身の為に国を売る売国奴だ!

民主に票を入れた愚民は恥を知れ!