カン総理 キミにこれが出来るか?

「えびす」チェーン社長、報道陣を前に声を震わせ土下座で謝罪
2011.5.5 23:43 産経ニュース


「えびす」チェーン社長、報道陣を前に声を震わせ土下座で謝罪
「フーズ・フォーラス」本社前の路上で、土下座して謝罪する勘坂康弘社長=5日午後、金沢市

 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で発生した集団食中毒で、富山県砺波市の店舗で食事し、重症だった女性(70)が5日午前、死亡した。女性は4日に死亡した40代の女性の家族で、同チェーンの食中毒による死者は4人目。

 チェーンを運営する金沢市の「フーズ・フォーラス」の勘坂康弘社長は5日午後、金沢市の本社前の路上で、集まった報道陣を前にひざまずき、「本当に申し訳ございませんでした」と声を震わせ、謝罪した。



今、世間を震撼させている金沢の焼肉屋社長の詫び方が、Webニュースに載っている。

とても若い社長ながら、お詫びに気持ちを込めたい、との意志が分かる態度である。行動に気持ちが込められているのだ。申し訳の出来ないことをしてしまった、という気持ちが表に出ているのだ。

果たして、もう一方の大事件(フクシマ原発事故)の中心人物であるカン総理にこのようなことができるであろうか?
カン総理は「想定外」とか「天災」とかに逃げてはいけないのだ。
確かに、地震津波は天災かもしれない、しかし、避難所で亡くなった人や、原発の水素爆発で無くなった人は、最終的には「政府の無能」が原因で亡くなっているのである。従って、カン総理には責任がある。「政権を担う」ということは、国民に対して責任を持つ、と言うことだ。決して、「想定外」とか「天災」とかで逃げ切るものではない。国民を守りきれなかったことを率直に詫びて、その座から潔く引くべきだ。

改めて、責任者としてカン総理に、このような侘び方ができるか?と問うてみたい。

国民は、東電の監督責任は最終的に政府にあること、避難所で死んだ方の責任は行政にあること、そして行政の最終責任は政府にあること、を知っているしキチンと見ている。


カン総理、君はこの社長のようにキチンと
手を着いて詫びることができるか?