幼稚 幼稚 ハトヤマユキオ

訪中時の鳩山前首相発言は「日米に危機もたらす」 米、警告していた 
2011.5.4 23:12 (1/2ページ)

 【ワシントン=佐々木類】キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が2009年10月、鳩山由紀夫首相(当時)が中国を訪問した際に「日本は米国に依存し過ぎていた」と語ったことについて、民主党長島昭久防衛政務官に対し「日米関係に危機をもたらす」と警告していたことが分かった。

 内部告発サイト「ウィキリークス」から米公電を入手した米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が4日、東京発で報じた。

 キャンベル氏は「米政府が『日本より中国にもっと関心を向けたい』と公言したら、日本はどう反応するか想像してほしい」とも語っていた。

 同年10月15日の公電によると、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、名護市辺野古沖への移設を定めた日米合意の順守を求める米政府代表団に対し、日本側の1人は逆に、米領グアムに移設できないかを打診。これに対し、米側は「劇的に増大している中国の軍事力から日本を防衛するには、米軍が沖縄に駐留しなければならない」と“ぶっきらぼうに”答えた、としている。


このアメリカ公式文書は、ハトヤマ総理だった頃のものだ。ハトヤマユキオが「沖縄から米軍基地を出す」という公約を実行するべく、公言していたころである。

政権交代を実現した、ハトヤマとオザワは現実を無視していた。それは、アメリカと支那と日本が正三角形が理想とか言い出し、アメリカを遠ざけて、日本の現実の国防を危うくさせた、という現実を見れば一目瞭然である。だが、オザワには現実は見えていただろうが、あえて目をつぶったと言うべきか。

そしてこの後
ハトヤマが支那で公言したのが「日本はアメリカに依存しすぎた」だ。日米安保を締結してきた、同盟国アメリカにとっては、真に驚きの言葉だったと推測できる。
しかし真に、その時にアメリカが「日米関係に危機をもたらす」と警告していたことになる。

前々から、ハトヤマにはイデオロギーだけで政治が出来ると思っていた節がある。しかし、このハトヤマの「思い」とは裏腹に、政治とは現実問題なのだと言うことを、アメリカから突きつけられる結果となった。

アメリカが本当にハトヤマ政権がダメだと知ったのは、この政権が言った「沖縄の米軍をグアムに移転できないか?」である。これには、アメリカも呆れ果てただろう、その証拠にキャンベル氏が「中国の軍事力から日本を防衛するには、米軍が沖縄に駐留しなければならない」とぶっきらぼうに言っていることで、良く分かる。
いかにも現実を無視し、イデオロギーだけで政治が出来ると思っていたハトヤマ政権らしい発言である。

ハトヤマ政権とアメリカキャンベル氏の会談を見ていると、まるで子供と大人の議論である。そんな中で目立つのは、ハトヤマ政権の幼稚さである。
キャンベル氏の発言を見ると「政治とは現実の問題を解決し、将来を見据える」という政治の基本が垣間見えるのである。

ハトヤマ政権はまったく呆れた政権だった、と言わざるを得ない。
民主党を選んだ愚民諸君!気分はどうだ?