東京電力は潰すべきだ


津波、2年前に危険指摘 東電、想定に入れず被災

2011.3.26 22:42 産経ニュース

 東日本大震災で大津波が直撃した東京電力福島第1原発福島県)をめぐり、2009年の審議会で、平安時代の869年に起きた貞観津波の痕跡を調査した研究者が、同原発を大津波が襲う危険性を指摘していたことが26日、分かった。

 東電側は「十分な情報がない」として地震想定の引き上げに難色を示し、設計上は耐震性に余裕があると主張。津波想定は先送りされ、地震想定も変更されなかった。この時点で非常用電源など設備を改修していれば原発事故は防げた可能性があり、東電の主張を是認した国の姿勢も厳しく問われそうだ。

 危険性を指摘した独立行政法人産業技術総合研究所」の岡村行信活断層地震研究センター長は「原発の安全性は十分な余裕を持つべきだ。不確定な部分は考慮しないという姿勢はおかしい」としている。




1000万倍誤発表「間違った発表は無責任」

2011.3.27 21:46 産経ニュース

原子力資料情報室核燃料サイクル担当の沢井正子さんの話

 「実際に(放射性物質の濃度測定などの)作業をするのは下請け会社で、東京電力は調査結果や上がってきた情報が正しいのかを判断する能力もない。事故は起きないという前提のもとで社員教育を怠ってきたからだ。間違った発表を繰り返すのは、情けないを通り越して無責任だ。わざと事実を隠そうとしているとしか思えない」



東京電力は一流会社だという、これはあくまで東京での評判だ。
全国的に見てどうなのか?定かではないが、少なくとも小生住む上方では「東京電力」が一流の会社だという認識は無い。
しかし、それでも東京電力は超一流だと、東京人は言うのである。

しかし、新聞報道には
「東電は2009年に1000年前の地震と大津波の再来に注意を払う必要があると審議会から指摘されていた、にも関わらず、その対策をして来なかった」という記事が書かれている。
要は1000年前にもあった大地震と大津波を鑑みて「備えあれば憂いなし」という考えが東電には全くなかったと言うこと。
このときの審議会の指摘を真摯に捉えていれば、今回の福島の原発事故は防げているのである。今回の福島原発事故は「人災」と呼ばれる所以だ。「備えあれば憂い無し」なのである。

別な記事では、東京電力のデータの解析能力は以下の通りだと、決め付けられている。
東京電力は調査結果や上がってきた情報が正しいのかを判断する能力もない」

これが事実なら、東京電力は一流企業では無いことは明白となる。なぜなら、原発を動かしている会社でありながら、事故の場合の対処を社員に教育してないのだ。即ち、原発事故が起こることを全く考慮していなかったのである。

これでは、危機管理などできるはずがない。
危機管理とはまず事故が起きることを前提にして対策を進めてゆくものだ。
従って、東電の危機管理は全く無かった、ということになる。


東電は一流企業、は東京人の妄想 実際は三流