カン総理で解散総選挙
「3月危機」が現実味 退陣か、解散か
2011.2.6 23:40(1/2ページ) 産経ニュース
愛知県知事選、名古屋市長選で民主党が惨敗を喫したことにより、菅直人首相の一層の求心力低下は避けられない。もっとも「危機」を扇動しているのは民主党の小沢一郎元代表だ。
「予算関連法案が通らなければ大変なことになる。解散はある。しっかり準備しておけ!」
2月初め、地方から東京に戻る機中で同席した若手議員に「3月解散」を予言した。「関連法案と引き換えに首相のクビを差し出せばよいではないですか」と問われると「菅さんは辞めない」と断じた。
平成23年度予算が年度内成立しても関連法案の特例公債法案が成立しなければ財源確保できない。子ども手当法案が不成立ならば支給は滞る。ところが、自民、公明両党などは4月の統一地方選を見据え、関連法案を「人質」に内閣総辞職を迫る公算が大きい。拒否するならば衆院解散しかない。
小沢氏は2日の鹿児島市の会合でも「4月の統一地方選に向け、公明党は本気で民主党と戦おうとしている」とあおった。政治資金規正法違反の罪で強制起訴された1月31日夜も「特例公債法案が通らないと大変なことになる。何があってもいいように準備しないといけないぞ」と側近にハッパをかけた。
「危機」をにらむ議員がもう一人。「ポスト菅」候補の前原誠司外相だ。
「政権交代して1年6カ月がたつ。いつ解散があってもおかしくない」
1月27日、自らのグループ「凌雲会」の会合で警戒警報を発し、側近たちを驚かせた。小沢と前原の両氏は党内で最も距離がある2人だが、現状認識はくしくも一致する。
やっぱり、民主党では無理だったのです。
現実を無視して、机上の理屈だけで物事が進むと思っているアホ連中では無理だったのです。
米軍の普天間基地を沖縄県外に移設などと言う暴論を吐きつつ、アメリカと仲良くしようとする、アホさ加減にはいい加減うんざりしました。
挙句の果ては唐突に「消費税のアップ」です。これは単に野党自民党の案に抱きついただけ、民主党内の議論すらまとまっていません。だから、カン総理の独断で公約にしたのです。
「ハトヤマの普天間妄言」と質はまるで同じです。
いずれにしても民主党はとんでもないウソばかりを並べて政権を騙し取ったと言ってなんら差し支えないようです。
やっぱり民主党では政権担当は無理だったのです。
それを証明したのは、政権交代の立役者「オザワイチロウ」でした。彼は「カン総理が辞めない」ということを見抜いていました。
いよいよ解散総選挙 もう民主党に票を入れてはならない