カン総理の覚悟を問う


民主執行部 週内に小沢氏の処分検討 除籍、離党勧告、党員資格停止の3種類

2011.2.1 00:53 産経ニュース

 民主党執行部は31日、週内に緊急役員会を開き、強制起訴された小沢一郎元代表の処分を検討する方針を固めた。党倫理規則によると、処分は重い順に(1)除籍(強制離党)(2)離党勧告(3)党員資格停止−の3種類。小沢氏は離党しない意向を表明しているが、除籍処分になれば民主党にとどまることは不可能となる。

 処分は、党倫理委員会の意見を踏まえた上で常任幹事会の過半数の賛成で決まる。いずれの処分であっても対象者が従わない場合、常任幹事会が政党支部の届け出抹消や解散手続きを代行できる。政党支部を失えば、企業・団体献金の受け取りが困難となり、政治活動は著しく制約される。

 党執行部は、国会審議への影響を最小限に抑えるため、できるだけ早期に役員会を開き、小沢氏処分の道筋をつけたい考え。ただ、対応次第では小沢系議員の激しい反発が予想される。



果たして民主党執行部が、どこまでオザワの処分ができるのか?
政権交代選挙で散々世話になったオザワに対して、誰がどのような方法で鈴をつけるのか?

これは確かに見ものです。

そもそも、カン・オカダ・マエハラは政権交代には関与していない。政権交代を実現させたのは、ハトヤマとオザワであることは事実。

しかし、現在は、関与していない者達が執行部になっている。
従って、現執行部が理屈だけで物事を進めると上手くいかなくなるのは必定で、このまま、現執行部がオザワと胸襟を開いて談合することが出来ずに「強制離党」となれば民主党には重大な亀裂が生じすることなる。
そして、最終的に執行部が問答無用に「強制離党」の処分を下せば、一気に民主分裂が見えてくる。

カン総理はオザワ問題の処理で、鼎の軽重を問われていることは明白で、引けば党勢が更に失墜、押せば党の分裂となり、真に正念場であることは間違いない。

カン総理にどんな覚悟があるのか見ものだ