SEO対策(サーチエンジン・検索エンジン最適化)の種類一覧2


昨日に引き続き、SEO対策の後編を示します。

SEO外部対策

外部リンクの取得
SEOの外部対策は外部リンクの取得の為とも言われているほど重要な項目です。
外部のサイトやページなどからリンクをもらうことで、検索エンジンクローラーが巡回しやすくなったり、 検索エンジンは多くのリンクが有ることで信頼されたページであると評価します。 その分、検索エンジンは有料のリンクや不正なリンクには厳しい評価(ペナルティ)を与えています。
また、リンク元検索エンジンから高評価を得たサイトのリンクほど効果的とされています。
他の既存サイトからリンクを貼る すでに自分が持っているサイトなどからリンクを張ります。
外部リンクを貼ることで検索エンジンクローラーが巡回しやすくなります。

ランディングページ
メインのページへの誘導を行うために、検索エンジンとサイト間や、広告とサイト間、サイトとサイト間に置くページです。ランディングページ最適化(LPO)とも呼ばれています。

サテライトサイト
メインサイトとは別に作られたサイトで、メインサイトに関連した内容のサイトを作り、メインサイトへ訪問者を誘導します。

検索エンジンへの登録
各種検索エンジンへサイトのURLを登録します。
Googleはこちら Yahoo!はこちら Bingはこちら 百度はこちら

Google ウェブマスターツールに登録
Googleのウェブマスターツールに登録することで、サイトマップファイルを登録したり、クローラの設定などを行うことができます。


Yahoo! サイトエクスプローラに登録

Yahoo!のサイトエクスプローラに登録することで、サイトマップファイルを登録したりすることができます。
Bing Webmaster Center(live Webmaster Center)に登録 Bing(マイクロソフト検索エンジン)のWebmaster Centerに登録することで、サイトマップファイルを登録したりすることができます。

カテゴリーに登録
Yahoo!の「Yahoo! カテゴリー」やGoogleのカテゴリ検索に利用されている「DMOZ」などに登録することで外部リンクが増えます。
良質なカテゴリは人間によって登録の判断がされるため、登録されたサイトは有意義で信頼性のあるサイトと判断されることがあります。
有料カテゴリーに登録 有料カテゴリーに登録されることで外部リンクが増えたり、検索エンジンが信頼性のあるサイトと評価します。
有料カテゴリには「yahooビジネスエクスプレス」、「クロスレコメンド」、「Jエントリー」などがあります。

関連サイトへのコメント
関連したサイトや参考にしたサイトにコメントを書き込んだ際にURLも記述します。
関係ないサイトへのコメントや、内容に意味がなくURLの紹介目的のコメントはスパムと受け取られるので止めましょう。

トラックバック送信
関連したサイトや参考にしたサイトへリンクを張ったことを通知します。
一般的なブログシステムだとトラックバック一覧がリンクになるため、外部リンクや訪問者を獲得することもできます。


相互リンク

関連した他のサイトと相互リンクを貼ることで外部リンクと訪問者を獲得することもできます。
最近の検索エンジンは関連したサイトやキーワードのページからのリンクを高く評価するといわれています。 そのため関連しないサイトや相互リンク集などのリンクよりは、関連したサイトとの相互リンクを行うようにします。


相互RSS

主にブログで増えてきている方法で、サイトのRSS情報(サイトの更新サマリー)を他のサイトで表示してもらう方法です。 最近は相互リンクよりも相互RSSを行うほうが多いようです。
相互RSSは外部リンクの獲得というよりも、サイトへの訪問者を増やす目的で行われることが多いです。

掲示板への書き込み
関連する掲示板などで紹介します。
関連の無い場所での紹介などは逆効果になるので止めましょう。

ソーシャルメディアの利用
ソーシャルメディアとは個々のユーザの発言など情報発信を行うことで作られていくメディアです。
ソーシャルメディアには、ブログ、TwitterソーシャルブックマークSNS、写真や画像共有サイト、絵やイラスト投稿サイト、 動画共有サイト、レビューサイト、ポッドキャスト等様々な分野にわたって存在します。

SNSでの書き込み
mixiGREE等のSNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)で関連するコミュニティなどで紹介します。
関連の無い場所での紹介などは逆効果になるので止めましょう。

SNS等のプロフィール
SNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)やプロフィールサイトの自己紹介欄に自分のサイトとしてURLを表示します。

ソーシャルブックマークへの登録
オンライン上にあるブックマークサービスのため、複数の人が見たり、リンクから検索エンジンクローラーが巡回してくることがあります。
ブックマーク時にタグを付けたりすることができるため、1回の登録で複数のページから外部リンクを得ることができます。
ソーシャルブックマークには、「はてなブックマーク」、「livedoorクリップ」、「Yahoo!ブックマーク」、「あとで読む」などが有ります。

Twitterでの発言
Twitter140文字以内の文章を投稿できるコミュニケーションサービスで、 自分のつぶやきを見てくれるフォロワーにサイトを紹介することができます。

Web広告
料金を払ってWebサイトや検索結果などに広告を表示する方法です。
Web広告にはバナー型や、文字リンク方、検索結果連動型などさまざまな方法があります。

有料記事
個人のブログや商用ブログなどに料金を払って、Webサイトやブログの紹介記事などを書いてもらう方法です。
大手のブログやニュースサイトなどは有料記事を募集しているところもあります。
また契約している個人のブログに記事を書いてもらえるというサービスなどもあります。

プレスリリース
Webサービスや商品の情報を各種報道機関や、ニュースサイト、ブログなどに発表・公表することです。
インターネット上には多くのプレスリリースサービスがあります。
また、個人のブログやニュースサイトでもプレスリリースを受け取って記事にしてくれるところもあるようです。

メールマガジン
メールマガジンを発行し、Webサイトの情報などを発信します。
メールマガジン発行サービスによっては、Web上に過去のメールマガジンを公開しているところもあり、外部リンクを獲得することもできます。

その他SEO対策

アクセス解析
サイト作成後にアクセス解析を設置することで、何処のサイトやリンクから訪問者が来ているか、どのキーワードを検索しているかなどを調べることができ、 今後のSEO対策を行うために必要な情報を得ることができます。

SEO診断ツールの利用
各種SEOツールを利用し、検索エンジンへのインデックス数(登録数)や、外部リンク数、検索順位、ソーシャルメディアでの発言数などさまざまな情報を調べることができます。
ドメイン年齢 同じドメインを長期間利用していると、検索エンジンから高評価を得られるといわれています。

登録年数が長いドメイン(オールドドメイン)の売買などもSEOの目的で行われています。

出展元:SEO対策(サーチエンジン・検索エンジン最適化)の種類一覧