毒を持って毒を制す

小沢氏が不信任案同調求める署名集め 側近議員がひそかに始動
2011.5.14 02:00

 民主党小沢一郎元代表が内閣不信任案への同調を求める署名集めに着手したことが13日、分かった。対象は同党の小沢氏支持の衆院中堅・若手による「一新会」と衆院1年生でつくる「北辰会」のメンバー。小沢氏を支持するかどうかの踏み絵という側面もあり、小沢グループ内には「血判状」を求めるかのような行動に動揺も広がっている。

 署名集めは今週に入り一新会北辰会の複数の幹部が極秘に始めた。文書で、菅直人首相の東京電力福島第1原発事故での不手際を痛烈に批判し、「政権から出ていくべきだ」と退陣を迫っている。「内閣不信任案」とは明記されていないが、側近議員は署名を求める際、不信任案に賛成するかを必ず確認している。

 賛成を明言した議員には文書に署名させて回収。外部に内容が漏れないようにしている。署名に難色を示す議員には「自民、公明両党とは話が付いている。署名したら選挙協力の対象になる」と説明し、強引に署名を迫るケースもある。

 野党側が会期末に向け提出を予定している内閣不信任案の可決には、衆院民主党会派(306議席)から75人以上の造反が必要だ。小沢グループは約90人を占めているが、小沢氏周辺は「すでに50人程度の署名を集めた」と豪語する。

 ただ、不信任案に同調すれば離党を迫られることになるため、署名に二の足を踏む議員は少なくない。

 小沢氏は4月12日頃からグループ議員との会合で「首相を退陣させるには不信任案の可決しかない」と繰り返し述べていた。



毒を持って毒を制す、などということは普通の世界では有り得ない。民主党にある、カン毒かオザワ毒か?どちらの毒が良いのかを問う問題だ。しかし、どちらの毒も国民には必要ない毒であることには間違いない。
毒しかない民主党政権自体、存在理由が無いのだ。

民主党は早く消えろ!!