WordPressバージョン3.0の特徴(新機能など)について2
3.「ツール」の中の「ネットワーク」をクリックすると、設定画面が出てきますので、設定します。
のいずれかを選択します。この選択は、後で変更することはできません。バーチャルホスト→サブドメイン形式のこと
機能を使う場合には、ワイルドカードDNSレコードが必要です。
これは、サーバーのroot権限が無いと実現が難しいかもしれません。
したがって共有サーバーの場合は、サブディレクトリ形式の方が簡単に設定できると思います。
SEO(=検索エンジン最適化)のことを考えたら、サブドメイン形式ですと、それぞれのサイトが検索エンジンに別に認識されるので、全体と見ると検索されやすかったり、するのかもしれませんが、ここでは、簡単な方として、サブディレクトリ形式を選択して進みます。
よって、
「サブディレクトリ」を選択→「インストール」をクリックします。
4.すると、また設定画面が出てきます。
- WordPress3.0でのマルチブログ化(複数ブログ化)する方法・手順
- その指示に従って、更新していきましょう。
- なお、もしマルチブログ化(複数ブログ化)に失敗した時のために、現在の wp-config.php と .htaccess のバックアップをとって置いてください。
- 「/var/www/vhosts/○○○.com/httpdocs/wp-content の中に blogs.dir ディレクトリを作成してください。このディレクトリは、追加するサイトでのメディアアップロードの保存に使われるため、ウェブサーバーの書き込みを許可しておく必要があります。」 とあるので、指示に従い、wp-contentフォルダの中に、「blogs.dir」というフォルダを作ります。
- これはFTP上からフォルダを新規作成すればできます。
- WordPress3.0でのマルチブログ化(複数ブログ化)する方法・手順 書き込みを許可しておく必要がある、ということは、パーミッション(属性)の変更が必要です。 サーバー環境にも寄りますが、パーミッション(属性)を「777」に変更しておくと大丈夫だと思います。
1.の手順でも行ったように、
wp-config.phpファイル
に指示されたコードを追加する必要があります。
「/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */ という行より上に以下のコードを追加してください。」とありますので、その通りにします。
「/var/www/vhosts/○○○.com/httpdocs/ の .htaccess ファイルに次を追加し、ほかの WordPress のルールを置き換えてください。」
とありますので、.htaccessファイルを作り、指定されたサーバーの階層にアップロードします。
管理画面に表示された全ての作業が終わりましたら、一番下の「ログイン」をクリックしましょう。
「以上のステップを完了すると、ネットワークの有効化と設定が行われます。ログインし直す必要があります。 」
とありますので、クリックすると、ログアウトされた状態になり、管理画面へのログイン画面が表示されます。
5.ログインすると
管理画面の左上に「特権管理者」という項目ができていると思います。- WordPress3.0でのマルチブログ化(複数ブログ化)する方法・手順
- これにより、WordPress3.0でのマルチブログ化(複数ブログ化)の設定が完了します。
- WordPress3.0の「特権管理者」は、そのサイト全体の「親」になる、というイメージです。
- その下に子ブログを作ることができるということになります。 なので、1つ1つの子ブログの管理者の管理画面には「特権管理者」の項目は表示されません。
- 「特権管理者」の項目で、子ブログを作る設定や、子ブログがインストールできるテーマを設定したり、新規登録の許可・非許可を設定したり、といった、サイト全体の設定を行うことができます。 以上です。 出展サイト:WordPressバージョン3.0の特徴(新機能など)について(1) – WordPress3.0でのマルチブログ化(複数ブログ化)する方法・手順