無責任なカン総理


閉塞・首相、異例の記者会見 展望なき先制攻撃! 「政権維持」への意欲はあるが…  (2/2ページ)
2010.7.31 00:05 産経新聞


  臨時国会召集日に異例の記者会見に踏み切った菅直人首相だったが、消費税率引き上げ問題など重要課題ではあいまいな発言に終始した。9月の民主党代表選に向け、先制攻撃を仕掛けたつもりだろうが、参院選大敗を受け、くすぶる「菅降ろし」への懸念から強いメッセージを何一つ打ち出せないまま。伝わったのは「政権維持」への渇望だけだった。(加納宏幸)

 「(参院選で)消費税について私が申し上げたことが唐突に受け止められたと反省している。代表選でそのことを約束することは考えていない」


 参院選前に消費税率10%を公約と明言した首相は、わずか1カ月余りでここまで発言を後退させた。税制抜本改革に関する超党派協議に野党が応じなければ、民主党だけで独自案をまとめると断言し、「責任ある政治」を訴えたのは一体誰だったのか。


 就任当初打ち出した「強い経済、強い財政、強い社会保障」の「第三の道」にも触れずじまい。首相は来週の衆参予算委に先立ち、記者会見を開き、「逃げ菅」批判に先手を打ったつもりだろうが、これから首相が何をやりたいのか、一切伝わってこなかった。


 参院選後に辞任しなかった理由を問われ、首相は「責任を投げ出したときに次の世代に政権を渡しきれるのか考えた」と答えた。政権維持のみが目的だと明かしたも同然ではないか。

ソース:
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100731/plc1007310005000-n2.htm



一体この首相は何をしたいのだろうか?参議院選挙から見ていると、カン総理は政治家として発言していない。発言の趣旨は全て「政権維持」の4文字だけである。政治家は国を憂い民を慈しむものだが、カン総理は選挙時の発言にそれは一切無かった。

まさに、この産経の記事の通りであるとしかいいようがない。今更、民主党の代表戦に出て一体どうするのか?選挙大敗の責任は取らないのか?

民主党は過去に選挙まで負けた「安倍総理」に何と言ったか覚えているか?「直近の民意は民主党にある、即刻衆議院を解散して信を問え」と言ったのである。今度の国会は、その時のブーメランと思え、強烈ななブーメランが民主党を襲う。

民主党の諸君!君たちは嘗て「安倍総理」を散々罵ったが今度その酬いを受ける時が来たと覚悟せよ。

カンナオト、首を洗って待っておれ