よくやったニッポン



【W杯】世界驚嘆、日本の誇り 歓声、絶叫、悲鳴… (1/2ページ)
2010.6.30 02:15 産経新聞


 8強への壁、突破ならず−。PK戦の末、パラグアイに敗れた日本代表。好プレーを随所にみせたが、あと一歩及ばなかった。試合終了後、祈るサポーターらの歓声は悲鳴に。それでも、世界と互角に渡り合った“サムライ”に拍手がわき起こった。

店内で

 東京都渋谷区の「nakata.net cafe」はサポーターら250人でごった返した。


 決定的なピンチに中沢佑二選手が体を張って、相手シュートをブロックしたときには「中沢」コールがとどろいた。


 後半ロスタイムに敵陣ゴール前で田中マルクス闘莉王選手の足がわずかにボールに届かないと、サポーターたちは背中をのけぞらせ、頭を抱え「あー」と絶叫した。


 延長戦にもつれ込む好試合。日の丸の国旗を羽織った川崎市の大学生、瀬戸正輝さん(20)は「ここまで勝ち進んだ日本代表を誇りに思う」と声をからした。


 「マクドナルド渋谷東映プラザ店」では、約100人の若者らが特設モニターの前に陣取った。東京都文京区の大学生、馬場貴光さん(22)は「日本のチームワークを見せつけてやれー」と叫んだ。


 渋谷ではキックオフ前の夕方から青いユニホームをまとった若者が続々と現れ、南アフリカの楽器「ブブゼラ」を吹き鳴らすなどしながら、街頭や飲食店で気勢を上げていた。


スタジアムで

 青いユニホーム姿のサポーターがスタンドに詰め掛けた、さいたま市埼玉スタジアム。午後11時のキックオフと同時に、スタンドを埋めたサポーター全員が立ち上がり、「ニッポン」コールがわき起こった。


 手作りのよろいとかぶとを身に着けた東京都八王子市の会社員、中西隆志さん(43)は「ベスト8に進出する姿を見たいと思って来た」と期待を込めた。


 この日用意された4900枚の前売り券は、販売開始から3時間で完売した




世界中の話題をさらったワールドカップ南アフリカ大会で日本が負けた。

初めて海外でのワールドカップで予選を2勝1敗で勝ち上がり、ベスト16まで進んだが決勝トーナメント1回戦でパラグアイに敗退した。


それも、90分間および延長戦30分間の戦いでは決着がつかず、ペナルティの末で負けた。


ともあれ「サムライジャパン」は海外でのワールドカップで初めてベスト16まで進んだのだ、これは胸を張ってよい。


今後更なる上を目指して欲しい

もっと攻撃を、もっとシュートを