カン総理消費税上げる
2010.6.24 13:59 産経新聞
民主党の小沢一郎前幹事長は24日午後、消費税増税が参院選の争点となっていることについて、「3年前の参議院選挙も、去年の総選挙も、行政や予算の無駄を徹底的に省いても財源がどうしても不足してるちゅうときは、消費税の論議もしなくてはならない、というのがわれわれの主張だった。鳩山(由紀夫)前首相も当面消費税は上げないというお話をなさっておられたんじゃないか。私(の主張)は変わってません」と述べた。菅直人首相が提起した消費税増税に否定的な考えを示したものだ。ソース http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100624/stt1006241400002-n1.htm
相変わらず、民主党の中はバラバラだと言うことがよく分かる。
現職総理のカンさんは民主党から出ている。その総理が先日「消費税UPは公約と思っていたいだて結構」と述べている。
しかし、元幹事長のオザワイチロウは真っ向から「消費税UP」に反対している。
この様子は「消費税を上げること」に関して民主党の中で意思統一が計られていない、ことを意味する。これが、参議院選挙のひとつの争点となっている事項の民主党の内部事情だから恐れ入る。
簡単に言えば、民主党は消費税UPに関しては党内集約をやっていない、いわばカン総理の独断だと言って良い。
このやり方でで思い出すのはハトヤマの「普天間基地沖縄県外へ移設」である。この話も後で、ハトヤマの「思い」を延べだけだ、と言い訳したが「党首が言ったことは公約」と言うのが常識だとして、これをきっかけに輿論から見放された。
今回も前回同様に、民主党マニフェストには正式に「消費税UP」は公約として明文化していない、従ってこれは前述の如くハトヤマ流の「公約」なのだ。後から言い訳が出来る公約であることには間違いない。
いい加減な政党に利用された「自民党」もなめられているのだと言って良い。
しかし党内集約もせずに独断で「消費税UP」を言い出したカン総理、このようないい加減な「公約」をするカン政権に鉄槌を加えましょう