消費税10%民主党の詐欺

【9党党首討論詳報】(3)渡辺氏「『官』内閣が天下り容認」、舛添氏「企業団体献金禁止を」 (1/3 ページ)
2010.6.22 15:46 産経新聞

渡辺喜美みんなの党代表】

 「消費税を上げる前に、やるべきことがあるだろう。これがみんなの党アジェンダだ。みんなの党は名目4%以上の成長を続けることによって、10年でお給料を1・5倍、年金もGDPも1・5倍、増税なし財政再建が可能になる。そういう道を模索をすべきだと申し上げている」

「ところが、自民党民主党も、消費税10%にするってんですね。大体、これは、誰がこういうシナリオを書いているか。民主党自民党も同じ人が書いているわけだ。つまり役所だ。脱官僚を目指した民主党政権が、まるで脱官僚になっていない。菅直人さんの『草の根』の冠がとれて、『官』内閣になってしまっている(笑)。本当に情けない。残念だ。あれだけ期待をしていたのに、何というざまなんだろうかという思いだ」

「まず、政治家自らが身を切るべきだ。この国会の前に、みんなの党は国会議員の歳費3割カット、ボーナス5割カットの法案を野党各党には提案をしてある。ぜひ、臨時国会では、与党にも賛成をいただいて、こういう国会議員の歳費カットをやろうではないか。定数削減も、与党も言っているから、ぜひやろう」

「その上で、やっぱり、日本を駄目にしてきたのは官僚統制、中央集権なんだ。結局、官僚任せの政治をやり続けてきた。これが日本の衰退の根本原因にあるわけだ。だったら、官が民を統制する。霞が関が地方を支配する。官僚が政治をコントロールする。この体系の頂点にある天下り。これを是正しなきゃいけないじゃないか。根絶しなきゃいけないじゃないか」

「ところが、どうか。今日の新聞、毎日新聞、一面トップだ。これね。現役の天下りを容認する。こういうことを、今朝ですよ。今朝の閣議で決めちゃっているわけだ。天下り根絶って言ってたのは誰なんだ。2万5000人の天下りが、4500団体に天下って、12兆円のお金を使っていると言ったのは誰なんだ。民主党じゃないか。その民主党脱官僚の本家本元、菅直人さんが総理になっちゃったら、現役のまま天下りを容認すると。何なんだこれは。独立行政法人とか特殊法人とか、公益法人公益法人なんか民間ですよ。この民間をますます植民地にしていこうというのが、残念ながら、この菅内閣の正体だということがばれた。みんなの党は、みんなが主役の国造りをやってまいる」

ソースURL:
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100622/elc1006221547005-n1.htm




私は、昔から社会党共産党民主党は嫌いで、根っからの保守贔屓です。でも今回のこの「消費税10%」の話には反対します。

従って、今回の自民党の公約には賛成できません。なぜ「消費税10%」にする必要があるのか、全く理解できないからです。

小生は、この渡辺氏の発言にあるように、「天下り」をなくし、12兆円の支出を止めることが正論だと思います。

そして有権者が何より問題として捉えなければならないのは、「4年間は消費税を上げない」と言って政権交代を勝ち取った「民主党」の変節にあります。

そして、去年の夏の衆議院選挙の公約「4年間は消費税を上げない」は「ウソ」だったと言うことです。この公約を信じて「民主党に投票」した人にとっては詐欺といっても何ら差し支えないと思います。

小生は、消費税を上げる前に「やるべきこと」があると考えます。


それは、「天下り廃止」「議員定数の半減」「特殊法人の解体」であります。これらができれば、消費税など上げずに済みます。とにかくムダを排除してからやるべきなのです。

とくに消費税を4年間上げないと言った民主党の変節を許してはなりません。皆さん民主党に票を入れてはなりません。