靖国に戦犯はいません



靖国参拝せず」「憲法改正、喫緊の課題でない」 参院代表質問で首相
2010.6.15 21:33 産経新聞


 菅直人首相は15日の参院本会議の各党代表質問に対する答弁で、自身の靖国神社参拝について「A級戦犯が合(ごう)祀(し)されている問題などから、首相や閣僚の公式参拝には問題がある。首相在任中に参拝するつもりはない」と明言した。

 憲法改正への考え方については、「憲法改正が当面する内閣の喫緊の課題とは現在考えていない。経済と国民生活を立て直すことが第一だ」と述べた。


 永住外国人への地方参政権(選挙権)付与については「民主党は前から実現に努力してきた。その姿勢に変更はない」とした上で「さまざまな意見があり、各党でしっかり議論することが必要だ」と述べ、慎重に対応する考えを示した。


 企業・団体献金の扱いについては「全面禁止することによって不祥事の再発を防止すべきだ。速やかに(与野党の)協議機関を設置し、建設的な議論をしてもらいたい」と述べ、政治資金規正法改正に向けた与野党協議を促した。民主党は17日に発表する参院選マニフェスト政権公約)に企業・団体献金の全面禁止を盛り込むことにしている。

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カン総理は「A級戦犯が合祀されている」ので、靖国神社には在任中は参拝しないと明言した。


嘗て同じ民主党から「靖国には戦犯は居ない」という質問をした事実がある。
質問者は「野田佳彦国会対策委員長である。


そのソースを以下に貼ります

>>ココから


◆「反対派の論理破綻」民主・野田氏

平成17年10月26日(水) 産経新聞


 民主党野田佳彦国対委員長は、首相の靖国参拝に関して政府に提出した質問主意書で、「『A級戦犯』と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀(ごうし)されていることを理由に首相の靖国神社参拝に反対する論理はすでに破綻(はたん)している」と主張した。A級戦犯合祀を理由に、首相の靖国参拝を批判する前原誠司代表らと一線を画し、波紋を呼びそうだ。


 野田氏は「サンフランシスコ講和条約と四回に及ぶ(戦犯釈放を求める)国会決議と関係諸国の対応によって、A級・B級・C級すべての『戦犯』の名誉は法的に回復されている」と指摘。その上で「社会的誤解を放置すれば、『A級戦犯』の人権侵害であると同時に、首相の靖国参拝に対する合理的な判断を妨げる。『A級戦犯』に対する認識を再確認することは、人権と国家の名誉を守るために緊急を要する」と訴えている。


 また、講和条約一一条の和訳をめぐり、「外務省訳の『裁判』は『判決』の間違い」との指摘があるにもかかわらず、政府が「東京裁判などの『裁判』を受諾した」としている問題に言及。「裁判を受諾した場合は、日本は『南京大虐殺二十数万』や『日本のソ連侵略』などの虚構も含め、満州事変以来一貫して侵略戦争を行っていたという(裁判の)解釈を受け入れたことになる」と批判した。


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【野田氏の質問主意書要旨】


 民主党野田佳彦国対委員長質問主意書の要旨は次の通り。


 「A級戦犯」と呼ばれた人たちは戦争犯罪人ではない。戦争犯罪人が合祀されていることを理由に首相の靖国参拝に反対する論理はすでに破綻している。「A級戦犯」に対する認識を再確認することは、人権と国家の名誉を守るために、緊急を要する。


 「A級戦犯」として有罪判決を受け禁固七年とされた重光葵は釈放後、鳩山内閣の副総理・外相となり、勲一等を授与された。同じく終身刑とされた賀屋興宣は池田内閣の法相を務めている。これらの事実は「戦犯」の名誉が国内的にも回復されているからこそ生じたと判断できる。


 重光、賀屋らの名誉が回復されているとすれば、同じ「A級戦犯」として死刑判決を受け絞首刑になった東条英機以下七人、終身刑ならびに禁固刑とされ、服役中に獄中で死亡した五人、判決前に病のため死亡した二人もまた名誉を回復しているはずである。


 「A級戦犯」とは、極東国際軍事裁判当局が事後的に考えた戦争犯罪の分類であり、法の不遡及(そきゅう)、罪刑法定主義が保証されず、法学的な根拠を持たないと解釈できる。

<<ここまで


当時の民主党国会対策委員長が「靖国には戦犯は居ない」と言っているのです。カン氏が総理になる以前のことですが、野田氏はカン総理とは正反対の質問を平成17年に国会でされているのです。


しかしながら、現在ではカン総理は「靖国にはA級戦犯が合祀されている」と言い、野田氏は「靖国には戦犯」は居ないと言っている。


民主党という政党は党の幹部であっても、意見が同じではないという事実がここにあります。それも「意日本の歴史認識上避けて通れない靖国神社のこと」で意見が割れているのです。


このような民主党を貴方は信じることが出来ますか?