ダメ官房長官と敵前逃亡内閣

仙谷氏、自民質問は「名誉毀損の告訴状出る議論」
2010.6.16 20:19 産経新聞

 仙谷由人官房長官は16日夜の記者会見で、同日閉会した通常国会の論戦を振り返り、「『政治とカネ』で罵詈(ばり)雑言を投げつける質問をした方が昨日(15日)いたが、国会でなければ名誉棄損の告訴状がその日のうちに3本も4本も出ざるを得ない議論で、いかがなものかと思った」と語った。

 仙谷氏が指摘したのは、15日の参院本会議の代表質問で鳩山由紀夫前首相や小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」の問題を追及した自民党西田昌司氏。仙谷氏は「その種の議論が1月以降、相当数多かった。政治全体に対する信頼が減っていく」と述べた。


6月16日カン内閣は敵前逃亡した。参議院で「問責決議案」が出されると知り「本会議開催」を拒否したのだ。これは、野党の攻勢の前に与党が「敵前逃亡した」のである。

カン内閣はセンゴクとかいう者が官房長官をしているらしいが、そやつがどうも弁護士らしいのである。
そのセンゴクが記者会見で、「国会内の討論で名誉毀損の起訴状がでる」という話しをした。

産経新聞の記事が正確で事実がこの通りなら、センゴクとか言う弁護士はきっと甚だ出来が悪かったのだろうと言える。

1.まず国会と法廷とは違うことを認識できていない。
国会の討論の内容で訴えることは出来ない、名誉毀損にも当らない。これは弁護士ならば当然知っておかなければならない事項だ。

2.記事によると「国会でなければ〜云々」とセンゴクは言っている。
しかし問題にしたい討論は全て「国会」の中でのことだ、従って「国会でなければ〜云々」というのはババァ繰言と同じで、なんのツッパリにもならない。

3.このセンゴクの言いたい「名誉毀損」となる事項について
この件については、民主党とて負けては居ない。近々では麻生首相に「ヤルヤル詐欺」と言い放ったのはマエハラ現国交相だ。加えて「自民党武部勤幹事長とライブドア堀江貴文が関係しているとした民主党の偽メール事件」など、少なくともこれらは「名誉毀損」が相当だ。
しかし、センゴクなる者はこの両事件に関して「名誉毀損」云々とは発言していない。弁護士ならば法律家ならば国会の公正な討論に対して云々すべきで、党利党略で発言することは下郎の仕儀としか思えない。

だから民主党は嫌われる