普天間問題


本日はワードプレスは関係なく、時事問題についてです。
普天間基地の移設問題で、ハトヤマ総理は5月末で決着をつけると、公言してきました。今までに様々な案が浮かんでは消えていき、未だに候補地さえ選定できていない状態です。
そん中、ハトヤマ総理が「腹案」としてきた「鹿児島県の徳之島」の島民が1万五千人も集まって、「ハトヤマの腹案」にたいして強烈な「NO」を突きつけました。以下の新聞記事を貼ります。

基地反対、1万5000の声=「豊かな島守ろう」住民ら−徳之島
(2010/04/18-20:44)時事通信

 「豊かな島を、みんなで守ろう」。米普天間飛行場の移設先として浮上した鹿児島県・徳之島。主催者発表で1万5000人を集めた反対集会の会場では18日、住民らがふるさとの島への思いを熱く語った。
 すぐそばに青い海が広がる亀津新港の特設会場。強い日差しの中、午前9時ごろから参加者が集まり始め、開始時刻の11時には人波が会場を埋め尽した。参加者は思い思いのプラカードやのぼりをたなびかせ、移設反対を訴えた。
 「くわど宝、わきゃ島の宝(子は宝、わたしたちの島の宝)」。徳之島町助産師野中涼子さん(33)は子ども4人と登壇し、島の言葉で訴えた。「都会に出て、初めて島の豊かさを知った。この島をみんなで守っていきましょう」と呼び掛けた。
 段ボールに「ぜったい反対」と書き、野球部のユニホーム姿で参加した徳之島高校2年の藤井大智君(16)は「米軍は悪いことしかしないというイメージ」と不安を訴えた。
 移転候補地として注目される徳之島空港を抱える天城町。闘牛の世話をしているという同町の塗装業清岡龍樹さん(21)は、「空港が近いので集落ごと(米軍に)持っていかれる話がある。畑がなくなれば飼料も作れず、島伝統の闘牛もなくなってしまうのでは」と懸念、「1人の力が島を救う」と力を込めた。
 一方、住民の中には移設に賛成の人もいる。タクシー運転手の春山勝信さん(63)は「島には仕事があまりない。基地の移設で雇用が生まれ、島の活性化につながるのでは」と期待をにじませた。

しかも、先の「核サミット」で訪米した時にオバマ大統領との公式会談を拒否されています。挙句の果ては「夕食会」でオバマ大統領の隣席を確保してもらい、非公式に「5月末までに解決するので大統領にも協力して欲しい」と言うも、大統領からは「私にトラスト・ミーといったくせに何も進んでいないではないか、本当に最後までやりとおせるのか?」と苦言を言われたようである。
大統領にハトヤマ自らが5月末までと言っておきながら、何も進んでいないことの「お詫び」を先ず言わなければならないのに、厚顔にも協力を求めたことに対して大統領がきつい言葉を言わざるを得なかったのである。
このような首相が日本の代表では日本の恥だと思いますねぇ。